行動したいけれど、動けない時に
「行動しなくては」というのは、よくよくわかっている。
とはいえ「体が動かない」ーーそんな時はあなたはありませんか?
こんにちは。
【未来への希望を開く、生き方カウンセリング+コーチング】の立野博一です。
無料メルマガ【ライフ・チェンジ通信】最新号からご紹介します。
「自分を前に進めたい!」「自分を新しく変えたい!」と思っているのに……、
「体が動かない」「このままの自分でいいじゃないか」とも感じる。
プラスとマイナス相反する方向に、自分が葛藤して・引き裂かれている。
こうした葛藤状態は、コーチングや心理セラピー、カウンセリングを進める中では、
多くの方に度々起こる、自然な現象なのです。
心理学的にはこれは、「心理的抵抗」と呼ばれます。
こうした葛藤状態や「抵抗」を感じて動けない時、私達はどうしたら良いでしょうか?
今号ではこれについて、お話させて下さい。
◎「行動しなくては」とはいえ「動けない」と葛藤する時に
ひとの内面では、相反する2つの方向性がしばしば生まれるようなのです。
ひとつは、「自分を変えたい」「自分を前向きに進めたい」「成長したい」と求める方向。
もうひとつは、「変われなくてもいい」「このままの自分で良い」という「心理的抵抗」です。
「心理的抵抗」は、ひとが現状維持を求める心的エネルギーであり、
実は、きわめて生存レベルからの本能の反応でもあるのですね。
ここで、「心理的抵抗」を無理やり抑えたり、無視して、前に行かなくては!ーー
と思われるかもしれません。
それでストレートに前向きな行動をできれば、まったく問題無いのですが……、
逆に「動きたくない」「変われなくてもいい」「このままの自分で良い」という、
マイナスの力が強くなる場合も時々あるのではないでしょうか?
そうなんです。
「葛藤」や「抵抗」が強く感じられる時は、
無理をして「前に進もう、進もう」としなくても、大丈夫なのです。
そんな時、私の個人セッションやコーチングでは、
「抵抗の言い分に耳をかたむける」というワークを、行います。
◎抵抗の言い分に耳をかたむけるワークを再現すれば……
例えば、体験者(クライアントさん)と私がコーチング・セッションしているとして、
体験者さんは自分の仕事を新しい方向に展開するために、
「今できる具体的なアクション」を明確にしたいーー
というテーマをお持ちとします。
体験者さんと私=立野がお互いに協力しながら、知恵を出し合いながら、
「現在」から、その方の「実現したい未来」へ向けて、
「今できる具体的なアクション」を一つ、二つ、三つと見つけて行きます。
その上で、その方の「現在の自分」に再び意識を戻していただいて、
それらの「今できる具体的なアクション」に取りかかれそうですか?ーーと、
念のためのチェックとして、私はうかがうのですね。
その瞬間です。
体験者さんがこうのように言われる時があるのですーー
体験者:「イヤ〜、重たい何かが背中を引っ張っているみたいに、
『今できる具体的なアクション』はつかめているのに、
動けない感じです」
その方は、心の底から、自分を前に動かしたい。
自分を変えたい。成長したい。
とはいえ、
「何か」が背中を引っ張っていて、動けない(汗)。
この「何か」が、つまり「抵抗」なのですね。
「抵抗」が強く頑張っている限り、どんな正しいこと・正論であったとしても、
その人は前向きに動き出すことはできないものなのです。
そんな時私は、こう問いかけます……
立野:「では、その『何か』も、できるかぎり感じてみて下さい。
その背中を引っ張っているのは、どんなことがあるのでしょう?」
そして、その「何か」を体験者さんにできる限りリアルに想像していただいた上で……、
さらにこんな言葉を私はかけます。
立野:「その『何か』があなたに何かを言っているとしたら?
あなたに何か伝えているとしたら?
なんて伝えているのでしょう?
その『何か』の言い分に、耳をかたむけてあげて下さい。」
すると、体験者さんは、
例えばこんなことを語り始めるかもしれない。
体験者:「『何か』は、動き出すのに、
自信がぜんぜん足りてないんだーーと言っているようです。
これまでメタメタに傷つけられて、
とてもじゃないけど、動き出すエネルギーなんて残ってないんだ。」
立野:そうなんですね〜。
それを教えてくれて、ありがとう。
今は、「自信がぜんぜん足りてない」のですね。
「メタメタに傷つけられている」のですね。
それなら今はまず、
あなたの「自信」を取り戻すのが先決みたいですね〜。
すると、
体験者さんはうっすら涙も浮かべて様子で、
ウンウンと、うなづいていたりします。
(ひとは、「自信が足りない」ということを言葉に出して認めるだけでも、
勇気が必要な場合があります。)
立野:そうね〜、それなら、
今は、あなたが「自信を取り戻す方法」をご一緒に探してみませんか?
そして、自信を取り戻した後で良いですから、
「具体的なアクション」に取りかかることにしましょう。
ーー例えばこんな風に、私のセッションやコーチングでは、
「抵抗の言い分を聴くワーク」をするのです。
不思議なことですが、「抵抗」つまり無意識(潜在意識)の声をこうして受け入れると……、
それは徐々に小さくなって行くものです。
そして、「自分を前向きに進めたい」「自分を変えたい」「成長したい」という意欲が、
またその方に戻ってきます。
「北風と太陽」の寓話もありますが……、
相反する2つの方向性の両方とも尊重して、
結果的にその方にとってベストな方向に、ひとは向かえるのです。
◎抵抗を無意識(潜在意識)からの知恵の出現として
「治療に抵抗するクライエントなどいない。
柔軟性にかけるセラピストがいるだけだ」
ーーこれは20世紀最高の心理セラピストの1人であり、
催眠療法家のミルトン・H・エリクソン博士の有名な言葉です。
ひとが「自分を変えたい」「変容したい」「前向きな自分になりたい」と願う時、
心理セラピーやカウンセリング、コーチングを受ける時、
しばしば、ひじょうにしばしば、
「抵抗」や「葛藤」は生じるものです。
その時、あまり習熟していないセラピストやコーチは、
「抵抗」と力づくで対抗しがちだったりしますが……、
むしろ「抵抗」を無意識(潜在意識)からのメッセージとして聞き入れて、
「抵抗」とバランスをとりながら、ナチュラルな行動促進をするのが良いでしょう。
「抵抗」を無意識(潜在意識)からの知恵の出現として、
これにセラピストやコーチはどれだけ柔軟になれるかーーということです。
「抵抗」や「葛藤状態」とのワークは、
心理セラピーやカウンセリング、コーチングでは基本形と思いますが、
今日はあらためてこれをとりあげてみました。
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